国性爺合戦 和籐内

こくせんやかっせん わとうない

テーマ

国性爺合戦は、近松門左衛門作の人形浄瑠璃を正徳5年に歌舞伎の演目として演じられた。江戸時代初期、明国の大臣を務めていた父と日本人の母を持つ和籐内「和(日本)でも籐(唐・中国)でも内(ない)という意味」の住む浜に明国の皇女が流れつき、父親の故郷の危機を知る。和籐内と両親は、明国の危機を救い明朝復興するため明国へ渡り、和籐内の異母姉の夫甘輝将軍と同盟を結び活躍する物語。このねぷたは、甘輝の居る獅子ヶ城への道中、千里ヶ竹で虎と対峙し、伊勢神宮の札を用いて虎を屈服させ従える場面で、その勇姿に復興を目指す人々への支援の想いと、これからの繁栄の願いを託す。

制作者

鶴谷 昭法

製作年

平成26年(2014年)

運行期間

平成26年〜28年